Enthought GKチームは、東京で開催されたライフサイエンスカンファレンス「ファーマIT&デジタルヘルスエキスポ2022」に出展し、技術的な見識と市場成長の活性化を求めて集まる製薬業界のリーダーたちと会談しました。三日間の会期中に200社が出展し、6700人以上の参加者が集まりました。
デジタルトランスフォーメーションが主要テーマである本展示会は、当社のターゲットとする企業に、製薬業界の新薬開発を加速させる当社のサービスを紹介する絶好の機会となりました。
第一三共の兵庫淳志氏をお迎えし、Enthoughtのシニアエグゼクティブである池 大とともに講演をさせて頂きました。兵庫氏は、Enthoughtのテクノロジーと高い科学的専門知識を活用して実現したデジタルトランスフォーメーションの実例を紹介しました。兵庫氏は、真のDXとEnthoughtとの連携が、第一三共における科学的発見の迅速化と継続的なイノベーションを促進し、データ駆動型経営モデルへの移行という2030年のビジョンを支えていることを示しました。
池は、Enthoughtが日本中の顧客にもたらすデジタル変革の真の価値について説明しました。私たちの仕事は、プロセス、テクノロジー、人材という三つの重要な分野の改善に焦点を当てているため、科学者が企業内で仕事の能力を拡大することを可能にします。Enthoughtは、研究開発が行われるラボ内のワークフローを見直し、作業負荷を軽減することで、反復する試験の結果を効率良く分析に持ち込み、より迅速な新薬開発につなげることができるのです。
第一三共は、世界トップ20の製薬会社の一つですが、研究開発を変革するためにEnthoughtと提携することで、画期的な成果を上げています。研究開発企画部の前情報管理グループ長である兵庫氏は、研究室のパフォーマンスを押し上げるための変革を率先して行いました。第一三共は、差し迫った危機と市場からの遅れを危惧し、DXの取り組みを開始しました。しかし、経験豊富なパートナーからのサポートが必要だと考えており、Enthoughtは彼らが求めるすべての資質を備えていました。「Enthoughtは技術者であると同時に科学者でもあり、ライフサイエンス分野での経験も豊富なため、当社にとって明らかに最適なDXパートナーです。」と兵庫氏は述べました。
DXは現在、日本の中核的なテーマであり、製薬業界では他業界に類を見ないほど緊急性を帯びています。しかしながら、同様の課題を抱えながらも、変革しようとしている企業の経営トップが、真のDXを理解していないと言う問題に直面しています。DXは、一般的に考えられているよりもはるかに大きなものです。
データのデジタル化や整理だけにとどまらず、研究者とテクノロジーが連携することにより、反復するテストや分析作業を自動化し、大幅な効率化を図ることができるのです。
ほとんどの企業は、どこから、また、どのようにDXを始めたら良いのか見当もつかないのです。Enthoughtでは、DXの旅を始めようとしている企業の意欲を勇気づけ、共に歩むためのプログラムを用意しています。
Enthoughtは、多くのDXサービスを提供している企業の中で貴重かつユニークな役割を担っています。製薬業界では、多くの企業がDXという言葉を使って、患者と医師をモバイルテクノロジーでつなぐ、ヘルスケア企業向けにソーシャルメディアを開発、健康管理システムを導入するなど、従来のビジネスプロセスを変化させないまま、新しいプラットフォームやアプリケーションに移行することについて話しています。
Enthoughtにとって、真のDXとは、新しいビジネスエコシステムに適用し、研究開発部門の研究者から変革を始めるべきものです。
日本のライフサイエンス分野で継続的に拡大するチャンスと可能性があり、DXに多くの期待を寄せる企業は、Enthoughtのような信頼と実績のあるパートナーと組むことにより、多くの価値を得ることができます。
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